冠詞のaとanについて考える
「a apple」 じゃなくて,なぜ 「an apple」 なんだろう。私の中学時代の疑問。そして,目の前の生徒たちが抱く疑問。
この疑問を,わかりやすく解きほぐしてやりたい!という野望を抱いて,たてたのがこれから紹介する,
「ひとつの~」「ひとりの~」ということを表現するのに,すべての普通名詞の前に one をつけることから始まったのだ,
という 「 サトー one 仮説 」 です。
下の表の左端の「基本発音」からスタートして,だんだん早口で発音してたどりついたのが「簡略発音」。
そして,最後にたどりついたのが,1番早口で言いやすい「最速最易発音」という仮説です。
すべては one をつけることから始まった
実際に,この表を見せながら発音させると,生徒たちは【 ア 】【 イ 】【 ウ 】【 エ 】【 オ 】 という母音で始まる単語のときは an の方が言いやすい。
と感じるようです。
してやったり。
これで a と an をマスターしてくれれば,最高です。