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ショート・スピーチの実践

「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を総合的に伸ばす指導の一試み

― ショート・スピーチの実践を通して ―
1994年名取市立第一中学校3年3組での実践を中心に

1 主題設定の理由

社会の急激な変化と国際化の進展の中で,実践的なコミュニケーション能力を育てる英語教育の在り方が問われている。現行学習指導要領でも「コミュニケーション能力の育成」や「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成」を大きなねらいとしてとりあげている。これらのねらいを達成するには「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を総合的に伸ばすことが大切であると考える。

本研究で対象とする3年3組は,学力面ではやや劣るものの,比較的男女の仲の良い平均的な学級である。学習に関していえば,落ちついて授業に参加できない生徒や学習意欲の低い生徒が多く,学習の定着も思わしくない。1年からの基礎基本がしっかりしていないためにやる気や自信を失っている生徒も多い。

このような生徒の実態から出発し,「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力の基礎を培い,意欲的に学習に取り組む姿勢をつくりだすために,「ショート・スピーチ」を授業に取り入れて実践することが効果的ではないかと考えるに至った。

その第一の理由は,学習者が学習の中心となって取り組むショート・スピーチの学習は,生徒の学習意欲を喚起するのに効果的であると考えたからである。自分の伝えたい内容を英語で発表することの達成感や自分の考えを聞いてもらえる喜びや,友だちのことを知る楽しさなどを味わうことができると考えたわけである。

第二の理由は,ショート・スピーチに取り組むことによって「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を伸ばすことができると考えたからである。つまり,「書く」の能力はスピーチの原稿作成を行うときに要求され,「話す」「聞く」の能力はショート・スピーチの場面で話し手・聞き手双方に求められ,「読む」能力は作品集などの読み取りの際に必要となるからである。

第三の理由は,基礎基本の定着を図るために,個別指導が有効だと考えたからである。ショート・スピーチを準備する過程で,生徒一人一人の学習上のつまずきとその原因を把握し,個に応じた指導が可能になるからである。しかも,学級の生徒全員を対象とする個別指導は,生徒理解を深め個性の伸長を図るうえでも,大きな役割を果たすものと思われる。

以上のように,ショート・スピーチの実践を毎時の指導過程の中に位置づけて実践することによって,生徒の英語学習に対する学習意欲を喚起し,「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を総合的に伸ばすことができるのではないかと考え,本主題を設定した。

2 研究目標

ショート・スピーチの継続的な実践を通して, 「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を,個を生かしつつ,総合的に伸ばす指導の在り方を探る。

3 研究仮説

英語の学習指導において, ショート・スピーチの実践を下記の3点に留意して進めれば,「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を,個を生かしつつ,総合的に伸ばすことができるであろう。

(1)  個別指導の充実
(2)  学習意欲を喚起する支援
(3)  指導過程及び指導法の工夫

4 実態調査(対象:3年3組37人)

4・1 英語の授業に対する意識

「好き」と「まあまあ好き」とする生徒は14人。それに対して,「あまり好きでない」「嫌い」と答えた者が22人であり,大半の生徒が英語に対して消極的な意識を持っている。

4・2 ショート・スピーチへの意欲

「あまりしたくない」が14人,「絶対したくない」が18人で,4人の生徒を除いては消極的な姿勢を示している。生徒は1,2年を通してスピーチの経験が乏しく,やれる自信がないことがうかわれる。

4・3 ショート・スピーチに対する技術的不安と心理的不安

ショート・スピーチをするうえで,「テーマがなかなか決められない」「スピーチの内容をどうしたらよいか分からない」と考えている生徒が多い。また,英文の作り方にも不安を覚えていることが分かる。モデル原稿の提示や基本文例集,基本単語集などの配布などによって支援をするとともに,事前の個別指導の充実をはかり,心理的・技術的不安をできるだけ取り去り,自信を持って発表に臨めるような支援を行う必要がある。

4・4 ショート・スピーチをするときに大事にしたい点,評価して欲しい点

表現活動をする場合に必要だと思うことは,「英語が分からなくても積極的に話をしようとする姿勢」が12人,「身振り手振りなどのジェスチュア」が11人となっている。また,「話したり,書いたり」する学習の中で評価して欲しい点として「一生懸命話したり, 書いたりする意欲や気持ち」18人「文法的な正確さより,伝えている事柄や内容」11人となっており, 生徒は積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を一番に評価して欲しいと考えている。ショート・スピーチの評価を行う際に,このような生徒の意欲をしっかり受けとめなければならないと考える。

5 ショート・スピーチの実践の概要

5・1 授業におけるショート・スピーチの進め方

ショート・スピーチは毎時間授業の始まりに2名ずつ行う。その進め方は以下の通りである。

(1) 発 表: ショート・スピーチをはっきりした声で行う。集中して聞く。

(2) Q&A: 教師がスピーチについてのQ&Aを英語で行う。その際,内容確認のための質問にとどまらず,新しい情報を得るための質問を行うように留意する。
(3) TorF: スピーチの内容およびQ&Aについての理解度をチェックするため,True or False Testを行う。教師が言う3つの英文を聞き,スピーチの内容と合っていればT,くい違っていればFと記入する。Q&Aで知ることができた新しい情報に関する内容も入れるようにする。
(4) 自己評価: 話し手と聞き手のそれぞれが,スピーチの評価や感想を記入する。

5・2 ショート・スピーチを進める上での支援の工夫

(1) 個別指導の充実(授業外)

① テーマを決めかねている場合,話をよく聞いてやり,自分で決定できるように支援する。
② 生徒の原稿に目を通し,より分かりやすい英語で自分の考えを表現できるように支援する。その際,文法的な誤りに気づき自分で訂正できるように,また,自分の個性を尊重した原稿を作成できるように,アドバイスする。
③ 音読指導を行う。単語の発音や抑揚・アクセント・スピードが,できるだけ自然なものになるように支援する。暗唱の段階まで高めて,アイコンタクトを意識したスピーチを目指すよう励ます。

(2) 意欲的に英語学習に取り組むための支援の工夫(授業中・授業外)

① スピーチの実例を紹介したビデオを視聴する機会を設定し,「挑戦してみよう」「やってみよう」という意欲を喚起する。
② スピーチ原稿を考える参考資料として,授業で学習した新しい単語や連語,基本文を生かしたモデル原稿を提示する。
③ 中学校で覚えるべき基本的な単語や連語,基本文などをまとめた冊子を作成し配布する。
④ 教室に英和辞典や和英辞典を常備し,生徒が気軽に活用できるような環境的支援を行う。
⑤ 生徒に大きな成就感・達成感を与え,意欲を高めるために,スピーチの良かった点を評価して誉める。
⑥ スピーチ原稿を文集としてまとめ,読み物教材として活用する。

(3) 指導過程及び指導法の工夫(授業中)

毎時の指導過程にショート・スピーチを位置づけ,4つの能力を総合的に伸ばすために,指導過程や指導法の工夫を次のように行う。

① 日本語による説明をできるだけ削減し,既習の知識や4つの能力を総動員して理解しようとする態度を育てるため,本文の導入は原則として英語で行う。
② コミュニケーション活動をさせながら,言語材料の定着を図るように工夫する。
③ コミュニケーション能力を高め合うために,ペアワークやグループワークを日常的に取り入れる。

5・3 ショート・スピーチにおいて目指す4つの能力の到達目標

(1) 「聞く」能力-友だちのショート・スピーチを聞いてその内容を理解することができる。教師の質問を理解して答えることができる。
(2) 「話す」能力-暗唱してスピーチをすることができる。また,スピーチの内容に関する英語の質問に答えることができる。
(3) 「読む」能力-ショート・スピーチの文集を読み取ることができる。未習の語句や文型は,その意味を推測することができる。
(4) 「書く」能力-ショート・スピーチの原稿を書くことができる。

5・4 ショート・スピーチのテーマ一覧

月日氏名テーマ月日氏名テーマ
06/08M・Oわが家の愛犬-コロ09/07Y・K僕の一日
06/08M・HH先生09/07M・Y駅伝の練習は厳し
06/09E・S私を紹介します09/08A・O柔道は痛い
06/09T・S授業中よく歌う先生は09/08Y・O私の夢は通訳になること
06/16T・M僕の大切な家族09/12S・O単身赴任の父
06/16K・S6歳から使っている机09/12Y・S音楽は友だち
06/20M・T今日も頑張ろう09/14K・Sチャイニ-ことN君
06/20S・T7年来の友-Y君09/14M・A2か月前に死んだチャム
06/22Y・S僕の一日09/19S・Sグレートチキンパワーズ
06/22C・I英語版-ももたろう09/21T・A僕はニューヨーク出身?
06/22H・S夏はきらい09/27H・A時代劇は水戸黄門が一番
06/22R・K懐かしのミータと小熊09/28K・MMy friend in Sendai
06/30K・O僕の一日10/05Y・S友だち紹介-K君
06/30M・S私はクジラが好き10/05K・S私は受験生
07/07Y・O海は宝物10/11K・S僕の家族
07/07M・Sバイクは危険10/11Y・Oマリンジャンボ
07/12E・Y私は引越しのプロ10/20Y・S僕の一日
07/15R・Kバスケとチームメイト10/25E・S私は勉強がキライ
07/15S・S僕の一日10/27S・S若くして逝った尾崎豊
09/05Y・S母はネコが嫌い10/27R・K冬はイヤだが雪は好き
09/05K・S高校でも剣道を続けたい

5・5 ショート・スピーチの実践例

ショート・スピーチの実践例として4つの例を紹介する。いずれも,それぞれの生徒の生活体験や興味関心を取り入れたスピーチである。
なお,Q&Aは,スピーチの内容についての「新しい情報」を得る質問を行うよう,教師側で意識して行っている。

【1】 94.09.19 S.S 女

題-グレートチキンパワーズ / 英語の授業-あまり好きでない / スピーチ-あまり楽しくない

【 SPEECH 】
Do you like manzai? I like manzai.
The name of the the manzai-group is "Great Chiken Powers".
I sometimes watch manzai on TV.
I want to look at their manzai live.

【 Q & A 】
Q1: Do you like manzai?
Q2: Please tell me the name of the group?
Q3: How many members are there in the group?

A1: Yes, I do. A2: Great Chicken Powers. A3: Two.

【 T or F 】
(1)S likes manzai.
(2) S likes "Great Chicken Powders."
(3) There are three members in the group.


【2】 94.09. 07 M.Y 男

題-駅伝の練習は厳し / 英語の授業-まあまあ好き / スピーチ-楽しい

【 SPEECH 】
I don't like running, but I have to run.I have run in the morning since last July.
It was very hot this summer, so it was very hard to run.
I run ten kilometers every day.
I am training very hard every day.
I am very tired now, but I will do my best tomorrow.

【 Q & A 】
Q1: Do you like running?
Q2: Why do you have to run?
Q3: How many kilometers do you run every day?

A1: No, I don't. A2: For Ekiden. A3: Ten kilometers.

【 T or F 】
(1)M doesn't like running.
(2) He has to run twenty kilometers every day.
(3) He is very tired.


【3】 94.09. 12 S.O 男

題-単身赴任の父 / 英語の授業-好き / スピーチ-あまり楽しくない

【 SPEECH 】
My father is forty-five years old now.
He works for the bank.He lives alone.
I have never been there before.
He comes home on Saturdays and goes there on Monday morning.
I don't know why, but I feel lonely.

【 Q & A 】
Q1: Does your father live with you?
Q2: Where does he live?
Q3: Does your father live in Sanuma?

A1: No, he doesn't. A2: I don't know. A3: Yes, yes.

【 T or F 】
(1)S's father is forty-eight years old.
(2) Her father doesn't live with her.
(3) She doesn't know where her father lives.


【4】 94.10. 05 K.S 男

題-私は受験生 / 英語の授業-まあまあ好き / スピーチ-結構楽しい

【 SPEECH 】
I like music.I have played the piano for nine years.
I like to play the piano.
I practice the piano for an hour everyday.
I must stop playing the piano because
I have to study for the entrance exam.
I want to pass the exam and I want to begin to play the piano next year.

【 Q & A 】
Q1: Do you practice the piano everyday?
Q2: How long did you play the piano yesterday?
Q3: Why do you have to stop playing the piano?

A1: Yes, I do. A2: For forty minutes. A3: Because I must study.

【 T or F 】
(1)K likes music very much.
(2) She practices the piano everyday.
(3) She has to stop playing the piano.

6 ショート・スピーチを通して学んだこと

6・1 アンケート調査から

(1) 生徒の感想

ショート・スピーチを始めてから5か月が経過した10月28日に,ショート・スピーチに関しての感想を生徒に書かせた。その中に,生徒の本音が表れている。スピーチに対する心理的抵抗はまだ根強いものがあるが,その一方で,自分の取り組みに対して満足したり自信を持つようになった生徒も多い。ショート・スピーチを通して,学習意欲が高まり,4つの能力の大切さに気づき,伸ばそうとする気持ちが育ちつつあるように思われる。

【 英語苦手グループ 】

・英語は苦手だけど,スピーチは暗記してできたので自信がついた。
・楽しかった。ショート・スピーチは,自分で作り,みんなで聞く。それに対してのTorFは勉強になった。
・ショート・スピーチは良かった。いろいろな単語や意味を覚えられるから。
・ショート・スピーチは結構面白くていいと思う。考えて英語で書き,それを話し聞くということで,とても自分自身の力を強められるので良いと思う。
・辞書を引く機会が多くなって楽しい。でも,声が低く聞き取れないので困る。
・やってみると結構面白かった。でも自分が発表するときは結構緊張していたけどやって良かった。
・結構楽しいので続けてもいい。
・他の人のを聞くのはとても面白い。でも,自分で英文を作るのは難しい。発表してから質問に答えるのも難しい。
・自分で作れたときはうれしい。
・文の内容を考えるのが大変だった。
・自分が発表するときは,恥ずかしかったけれど,友だちのスピーチを聞くのは面白かったと思う。

【 英語まあまあグループ 】

・ショート・スピーチは,原稿を考えるのも難しいけど,それよりも,その原稿を英語に直すのが,一番難しい。
・英語に直すことを考えると,原稿を考えるのも難くなるというのが,このショート・スピーチだと思う。

【 英語得意グループ 】

・私はあまり「やりたい」とは思いませんでした。読むだけならいいけど,先生に質問されると,何を聞かれているのか全然分かりません。
・あまり楽しくない。
・何か言いたいことを言えばいいのだろうが,何も言いたいことがないので無理に作るのが苦労する。

(2) ショート・スピーチに対する意識の変容

全体的にみると,スピーチを「楽しい」「まあまあ楽しい」と感じている生徒が,4人から13人と3倍に増え,「楽しくない」が18人から7人と半分以下に減っていることが分かる。
特筆すべきは,「楽しい」「まあまあ楽しい」と感じている生徒の割合が「英語苦手グループ」で一番高く,半数以上になっていることである。「英語まあまあグループ」でも,始めは11人の生徒が「楽しくない」と答えていたが,約3分の1の4人にまで減少している。
「英語苦手グループ」の感想の中に「緊張したけどやって良かった」「自信がついた」とあるように,ショート・スピーチに対する意識が前向きに変わりつつあることが分かる。
以上から,一人一人が授業の主役となるショート・スピーチは,生徒にとっては大変な学習ではあるが,その分得られる満足感も大きいためと考えられるのではないだろうか。

(3) 英語の授業に対する意識の変容

英語の授業の好き嫌いについては,「好き」「まあまあ好き」を合わせて全体で14人だったのが,最終的には21人に増え過半数を越している。
特に,「英語まあまあグループ」において6人から13人と倍増している点が際立っている。また,「英語苦手グループ」で「嫌い」とする生徒が,当初の5人から1人へと激減しており,全体でも3分の1以下に減少している。
この結果を,ショート・スピーチの継続的な実践と指導過程及び指導法の工夫に対する生徒の評価とみなすとすれば,スピーチに対する意識の変容とともに,「授業に対する意識」も変容しつつあると考えてよいと思われる。

7 研究のまとめ

7・1 成果

5ケ月間の実践の中で,生徒が真剣にショート・スピーチに取り組む姿を見ることができた。スピーチを通して友だちの生活や考えに触れ,自らを振り返ったり,互いを認め合ったりすることができたことにより,生徒はスピーチを実施する前よりも,意欲を持って学習に取り組むようになった。

(1) 個別指導を継続した結果,生徒の学習上のつまずきや「聞く」「話す」「読む」「書く」の能力を知ることができた。
それによって,個に応じた指導を行うことができ,生徒は自信を持って授業でスピーチを行うことができた。スピーチの良い点を必ず誉め,次への意欲づけをした。

(2) 友だちのショート・スピーチに触発され,積極的に取り組もうとする意欲が高まった生徒が多い。さらに,ショート・スピーチに取り組むことによって得られた自信が,英語の他の学習場面での積極的な取り組みにつながった生徒も多かった。

(3) ショート・スピーチの時間を生み出し,ショート・スピーチのねらいを達成するために,指導過程を工夫し,他の指導内容をコミュニカティヴにする工夫を行った。

(4) ショート・スピーチにおいて,4つの能力について次のような生徒の取り組みが見られた。

① 「話すこと」の能力-自分のことを表現するので一生けん命取り組んだ。
② 「聞くこと」の能力-友だちのスピーチを集中して聞くことができた。
③ 「読むこと」の能力-原稿作成のために必要な英文などを積極的に読もうとした。
④ 「書くこと」の能力-伝えたい内容をまとめるのに苦労したが,一旦まとまるとそれを英語で表現しようと意欲的に取り組んだ。

7・2 今後の課題


(1) 情意面の変容はある程度把握することができたが,4つの能力に関する変容については不十分だったので,より客観的な検証の方法を探っていきたい。

(2) 「何をスピーチしたらよいか分からない」という生徒が多かったので,支援の在り方を具体的に工夫していきたい。

(3) 4つの能力をさらに伸ばしていくために,以下の点に留意する必要がある。

①「話すこと」の能力-声量や表情豊かに話すこと(話し手),及び,生徒がスピーカーに対して質問する力(聞き手)の養成。
②「聞くこと」の能力-生徒の発音であるため「聞くこと」の能力を高めるには限界があった。「聞くこと」の能力を高めるために,他の活動で補っていきたい。
③「読むこと」の能力-生徒のスピーチ原稿集を読み物教材として活用していきたい。
④「書くこと」の能力-多い生徒でも2回の指導だったので,「書くこと」の指導を増やすとともに,指導法についても工夫していかなければならない。