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ODYSSEY-ブレーキパッド交換

2007.12.31(月) 2度目の前輪ブレーキパッド交換

心臓が凍る思いをした2007.12.29(土)の後輪ブレーキパッド交換に引き続き,懲りずに前輪の交換に果敢にも挑戦しました。

1 ジャッキアップ前にハンドルを切っておく

キャリパーを上げる,ブレーキパッドを交換する,などの作業がしやすいように,タイヤがボディの外側に出るように,予め大きくハンドルを切っておきます。
さらに,予期しない地震などでジャッキが外れたときに備えて,角材やタイヤをボディの下に入れておきます。
 

2 タイヤを外し,外すボルトを確認する

タイヤを外すと,ブレーキドラムとブレーキパッドを収納するキャリパーが見えます。
キャリパーを上げ,ブレーキパッドを外すために,メガネレンチを使って,赤矢印で示したボルトを外します。くれぐれも回す方向に注意。
このとき,青矢印で示した内側のナットをモンキースパナなどで押さえておくと,作業が楽になります。
  

3 キャリパーを上げる

下側のボルトを外し,キャリパーを持ち上げます。
交換の対象となるブレーキパッドがしっかり表に出てきます。
 

4 ブレーキパッドを交換する

外側のパッドを取り出し,カバーを外します。
カバーにグリス(新品のブレーキパッドに必ず付属している)をていねいに塗り広げます。
新しいブレーキパッドにカバーを取り付けます。このとき,ドラムに接する面に絶対にグリスなどの油分を付けないように注意してください。
内側のパッドも同様に交換し,取り付けます。

5 ピストンを押し戻してから,キャリパーを下げ,元の状態に戻す

キャリパーを下げようとすると,ブレーキパッドにぶつかってしまいます。
これは,パッドの減りに合わせて出てきたピストンが,ブレーキパッドにぶつかってしまうためです。
クランプを使って出ているピストンを引っ込めます。
その後静かにキャリパーを下ろし,元に戻します。
※ 間もなく,透明のオイル状のものが地面に断続的に漏れてきます。思うに,二日前に交換したばかりのブレーキオイルが溢れてきた模様。 少しあせりはしたものの,4箇所のブレーキパッドが限界まで摩耗した状況で注入したオイルが,「ピストンを押し込んだ分,溢れてしまうのは当然」と原因を推論。
 

6 慣らし運転をする

ブレーキパッドの取り付けが終わり,ジャッキを外したら,ブレーキペダルを静かに踏み込みます。
エンジンをかけ,交通量の少ないところでブレーキをかけ,効き具合を確かめます。
ブレーキオイルが漏れ出たということもあり,特にていねいかつ慎重に確認します。
1時間ほどで作業終了。ブレーキパッドの交換も2回目となり,比較的スムーズに作業が進みました。

2007.12.29(土) 4年ぶりにオデッセイの後輪のブレーキパッド交換に挑戦

愛車オデッセイ(RA6)に乗り始めてほぼ8年,走行距離15万超になったため,オートショップに点検を依頼。
「前輪パッド3ミリ,後輪パッド1ミリとかなり減っています。部品の在庫がないため,今日は交換できません」とのことだったため, DIY魂に火が付いてしまいました。

早速,イエローハットで前後輪のブレーキパッドを購入。小手調べに後輪のパッドを交換してみることにしました。

ボルトを上下2本とも外さないとキャリパーが取れませんでしたが,運転席側後部の交換は何なく終了。
この勢いで,助手席側後部の交換に着手。上のボルトは順調に外れたものの,下のボルトがなかなか外れません。回す方向を何度も確認しながら,メガネレンチを拳で叩きながら回してみます。それでもダメなので,メガネレンチに足をかけ,静かに力をかけてみる。やっとボルトが外れました。なんと「外れた」のではなく,折れてしまっていました。

それまでの鼻歌まじりの作業から一転,顔面蒼白。

あちこちのホンダディーラーに電話をかけまくるも,聞こえてくるのは,どこも留守電で年末年始の休業に入ったことを知らせるメッセージ
夕方5時も過ぎ,ダメもととかけたあるディーラーから応答音。

A:後輪ブレーキパッド交換作業中,キャリパーのボルト破損。何とかならないでしょうか。
B:今工場の片づけを終わり,閉めたところです。部品も年明けの取り寄せとなるため,申し訳ございませんが対応はできません。
A:とにかく車を持ち込むので見て欲しいのですが。
B:整備士に確認してみますので,ちょっとお待ちください。(一縷の望みを託す)申し訳ございませんが,やはり無理なようです。
A:やはりダメでしょうか。
B:JAFなどで見てもらうしかないのではないかと思います。
A:近くの整備工場や町工場で心当たりはありませんか。
B:そうですね。小○技研さんなら,まだやっているかもしれませんが。
A:早速連絡してみます。ありがとうございました。

すぐに,小○技研に電話を入れてみる。たまたま一人残って作業をしているところ。部品も合うものがあるかどうか分からないが,車をもってきてみてください,とのこと。
後輪ブレーキのキャリパーの押さえがきかない状態なので,とにかくブレーキをかけないようにと,マニュアルシフトでエンジンブレーキのみを使うようにして,自宅から4キロほどのところにある小○技研になんとか車を持ち込む。
ボルトが斜めの状態で締め付けられていたため,ボルトが破損したのは当然とのこと。走行中にボルトが折れて大事故につながる可能性があった。むしろ,作業中に折れたことは不幸中の幸いではないかと言われ,納得。
同じ部品はないため,ニッサンの袋ボルトで代用して,ブレーキパッドの取り付けを終了。
純正部品ではないので,町乗り程度に止め,急ブレーキなどは避けた方が良いとのアドバイスをいただく。
小○技研さんに感謝,感謝。これでなんとか里帰りもできそう。
DIYの難しさと町工場の温かさを実感した次第。

2003.08.17(日) オデッセイのブレーキパッド交換に挑戦

2002年12月に挑戦したユーザー車検は無事合格しましたが,ブレーキパッドをそのままにしていたので,心にひっかるものがありました。 足回り,しかも,命に関わるブレーキのことなので,やはりためらいがありました。 しかし,またまた「なんでもやってみよう」の好奇心がむくむくと頭をもたげ,今回もインターネットを活用しての資料集めからはじめました。「tokoわーるど」のページが写真入りで最も参考になりました。
早速,ブレーキパッドとクランプを購入し,挑戦しました。タイヤを外し,ブレーキドラムのカバーを跳ね上げたところまでは順調だったのですが…。
ブレーキパッドを外し方や新しいブレーキパッドの付け方,グリースの取り扱いなど,試行錯誤を繰り返し,やっとこさ交換を終えました。
クランプの威力をつくづく実感しました。「tokoわーるど」様々です。
私も時間を見つけて,ブレーキパッド交換のノウハウを公開していきたいと思っています。

インターネットで情報検索をして,唯一見つけたtokoワールドのページを参考にしながら,果敢にもというか,無謀にも,ブレーキパッドの交換に挑戦しました。
まずは,近くのイエローハットでブレーキパッドを購入。約8000円也。それに,必需品のクランプ(これは100mm幅が適当)を450円ほどで購入。要した経費はこれですべてでした。
イエローハットの店員からは,「ブレーキパッドの交換は一応資格が必要ですが,そう難しい作業ではないのでお客さんでもできるでしょう」ということで,不安な気持ちもありながら,手探りで挑戦してみました。
勝手が分からず試行錯誤も幾分ありましたが,無事交換できたときは,達成感が味わえました。

1 ブレーキフルードの量の確認

ブレーキパッドを交換する前に,ボンネットを開け,マスターシリンダーのブレーキフルードの量を確認。ブレーキパッドの減りに合わせて,液も減っているので一安心。万一溢れてもいいように下に新聞紙を広げておく。

2 ジャッキアップ前にハンドル操作

ジャッキアップ前に作業しやすいように前輪の前部が外側になるように,ハンドルを一杯に切っておきましょう。

3 安全対策を怠りなく

まずは油圧式ジャッキでジャッキアップ。万が一に備えて,ホイールは車体の下に置いておきましょう。

4 キャリパーの下のボルトを外す

ホイルがはずれたらキャリパーの下のボルトを外します,モンキースパナとソケットレンチを併用して作業。

5 カバーを持ち上げる

ボルトが外れたらカバーを持ち上げます。そしてパッドを上から押さえている金具を外し,さらに古いパッドを外します。

6 新しいブレーキパッドをつける

本当はディスクをブレーキクリーナーで掃除する必要があるそうです。
鳴き止めのグリースを留め金具にまんべんなく延ばしてしっかりと塗ってから,留め金具でパッドを押さえます。

7 クランプでピストンを戻す

今度はブレーキの摩耗に応じて飛び出したピストンを戻します。
古いブレーキパッドも活用しながら,クランプで戻すのがコツ。クランプは必需品でした。

8 キャリパーを元に戻し,ホイールを付ける

キャリパーを元に戻して,ホイールを付ける。両方のパッドを交換し終えたら,いきなり走り出さず,ゆっくり走行しながらブレーキを踏みごたえが出るまでしっかり踏んでおく。