旅といえば,北海道
1972年,夏
大学1年の夏,弟子屈の牧場で働き,そのあと,気ままに一人旅。
大学に入学してすぐ5月には仙台市内のあちこちで土方のバイトの毎日。
6月に入り,花京院の「学徒援護会」でみつけた北海道でのバイト。早速申し込み,6月の下旬に汽車で出発。
初めて乗った青函連絡船も,早朝の函館の新鮮な空気とともに素敵な経験でした。
朝5時起床,夕方7時作業終了,の規則正しい一月半。私が小学校時代からずっと続けていている農作業の生活リズムにピッタリでした。
お世話になった伊藤利吉さんは,農作業の手際のよさと体力に驚いていました。なんと1日に30トンの牧草をフォークでトラックに積み込んだこともありました。
広々とした牧草地と草を食む乳牛。農作業の手を休めて見あげた摩周岳。
なんということはないけれど,「北海道っていいなぁ」としみじみ思ったしだいです。
1993年,初めての北海道家族旅行
8月5日早朝。予約もせず,当日6時に仙台港に出かけ,苫小牧行きのフェリーのキャンセル待ちを申込み「1番」の札をもらう。これで切符を手に入れたも同然。
1500ccのスプリンターに,テントとシュラフ,食器などを生活用品一切を詰め込んでの旅行でした。
タープテントはもちろん,テーブルもなく,ろうそく1本のランタン生活でした。その時の写真を見ると,恥かしさで冷や汗がでます。
第1日目 …… 仙台港からフェリー乗船
第2日目 …… 苫小牧-二風谷-池田町まきばの家キャンプ場
第3日目 …… 釧路丹頂公園-釧路湿原-硫黄山砂湯オートキャンプ場
第4日目 …… 美幌峠-サロマ湖-国営栄浦野営場
第5日目 …… 瑠辺蘂-層雲峡-大雪山-札幌散策-美笛キャンプ場
第6日目 …… 昭和新山-有珠山-函館港
第7日目 …… 青森港-帰宅
(走行距離 1641キロ)
1994年,富良野は良かった
1994年,この年の夏,ビデオで初めて「北の国から」を見てから,富良野にハマってしまい,8月6日,岩手県を北上し, 八戸から室蘭とルートで,旅に出発。富良野はやっぱりイイ。
第1日目 …… 龍泉洞-八戸近郊種差キャンプ場。団体多く,夜通し宴会気分で,眠れず。
第2日目 …… 八戸-室蘭-日高ケンタッキーファーム
第3日目 …… 二風谷-富良野山辺駅近く「太陽の里自然公園」-麓郷の里に遊ぶ。
第4日目 …… 太陽の里自然公園周辺散策-富良野-美瑛ゼルブの丘,パッチワークの道
第5日目 …… 富良野ファーム富田-ピンネシリ温泉-宗谷岬-稚内自然の森キャンプ場
第6日目 …… サロベツ原野-オロロンライン-小樽市内散策-小樽自然の村キャンプ場
第7日目 …… 余市-長万部-大沼公園-東大沼キャンプ場
第8日目 …… 函館-青森-帰宅
(走行距離 2100キロ)
1996年,両親と一緒に過ごす北海道
1996年,両親と我が家の家族5人の計7人で北海道を1週間あまりキャンプ旅行しました。
オッデッセイにルーフボックスを載せての旅でした。
釧路湿原や地球の形が分かるほどの展望が楽しめる開陽台,野付半島,富良野など,足早に北海道を駆け抜けました。
二日目に台風の直撃を受けた中標津で,オートパーク族(やから)に駆け込み,無理に頼み込んでサイロの中にテントを張らせていただいたのも, 強烈な思い出です。
六日目にも強風と豪雨の中,道央を南下,苫小牧アルテンのコテージを急きょ予約。
緊急避難ではありましたが,快適な一夜を過ごしました。
両親とともに過ごした7日間は,後にも先にも,この一回かぎり。大切な思い出となりました。
第1日目 …… 三内丸山遺跡-青森港
第2日目 …… 室蘭-静内シャクシャインの像-新冠サラブレッドロード-三石-襟裳岬-とよころ森林公園
第3日目 …… 釧路MooEgg-釧路湿原-オートパーク族のサイロで台風を避ける
第4日目 …… 野付トドワラ-標茶サーモンパーク-開陽台-阿寒湖-足寄-上士幌航空公園
第5日目 …… 東大雪自然博物館-層雲峡-美瑛-ファーム富田-麓郷の里-かなやま湖保養センター
第6日目 …… 富良野-芦別-札幌-白老-苫小牧アルテン
第7日目 …… 室蘭-青森-帰宅
(走行距離2700キロ)