手づくりスモーカー&燻製づくり
2005.12.29(木) スモーカーづくりにチャレンジ!
カリントウの一斗缶を利用して手軽にできます。作業も10分程度で終わります。皆さんも是非チャレンジしてみてください。
1 スモーカーにぴったりの一斗缶をゲット
あり合わせの道具を積んで,北海道をキャンプ生活(家族旅行)していた頃から,いつかはチャレンジしたいと考えていた手づくりスモーカーでの燻製づくり。
忘年会帰りにほろ酔い気分で立ち寄った本屋に,その本はありました。
『ホームメイド・スモークを楽しむ』(片山三彦著・地球丸)
近くのスーパーで,宮城・岩出山名物のカリントウが入った一斗缶の山を見たとき,私の心は決まりました。
「よーし,この一斗缶でスモーカーを作ってやるぞ!」
「そういえば,2~3年前にも,そう言ってカリントウの一斗缶買ったんじゃなかった? 今は精米入れに利用してるけど…」
とは,妻の弁。
「えぇ,そうだっけ?」
いつもながらの我が家の会話です。
2 DIYショップ&100円ショップ巡り
一斗缶のスモーカーの器の次は,中に入る部品の準備です。
思いつくものから順番に挙げてみます。
(1) 煙で燻すチップ
-色つきや香りがよく何にでも合うということでヒッコリーのスティックタイプ
(2) 網を載せる鉄製の棒=ボルト?4本(ネジ山付き)
(3) 両端を止めるナット
(4) 金網(丸と角の2枚組み)
(5) チップを乗せるステンレス製の皿
(6) 温度計
(7) 燻製にするチーズと笹かま
まっ,こんなもんでしょう。
チーズと笹かま以外はすべて,DIYショップと100円ショップで購入できました。
3 組み立て
そうと決まったら,じっと我慢していられない持って生まれた性分。
夜にもかかわらず,家の中に角材を持ち込み,作業開始です。
作業と言っても,一斗缶に穴を開けるだけの作業ですが,釘と金づちを使うため,音が居間いっぱいに響き渡ります。
家族は,「また,始まった」とばかりに,半ばあきらめ顔です。
作業は,一斗缶の下の周辺に空気穴を開け,ボルトと温度計を設置する穴を上部に9箇所開けて,ほぼ10分で終了です。
あまりのあっけなさに,本当にこれでいいんだろうかと半信半疑ではありました。
4 セッティング
2005.12.30(金) 早朝,燻製づくりにチャレンジ!
団地のど真ん中ということもあり,煙など出しては近所に迷惑をかけるてはまずいと,早めに起床してセッティング。
というのはうそで,一分でも早く作ってみたいというのがホンネかも。
キャンプ用の折りたたみテーブルとカセットコンロを,これまた2005年春に自作したウッドデッキ(仕事の合間のいい息抜きでした)の上にセッティング。
5 ついにスモーク!
1時間半ほどで,チーズも笹かまのこんがり小麦色。
香りも味も,満足のいく出来栄えでした。
こんなに,簡単にスモーカーと燻製が手づくりできるとは,何でもやってみるものですね。
その後,1月中に2回,燻製を作ってみました。自己満足。