LEGACY-ユーザー車検
2014年1月に購入した愛車レガシィも9年目。
4回目の車検は,久しぶりに「ユーザー車検」に挑戦することにする。
久しぶりにユーザー車検に挑戦(2022)
2022.11.11
宮城運輸支局コース見学
以前,オデッセイでユーザー車検を3回経験済とは言え,光軸調整などで再検査となることもあったので,事前にコース見学も行った。
当日提出する書類と検査の流れをまとめた説明書をいただいた。
2022.12.06
車検インターネット予約
ネット上で12月26日の2R(10:30~12:00)で車検を予約。
ちょうど今年末で使用期限が切れる発煙筒を更新。
2022.12.23
事前の点検整備
自作のウマを使ってオイルとオイルフィルターを交換する。
車体番号とエンジン番号の位置を確認し,歯ブラシで汚れを落としておく。
ブレーキオイルやウォッシャー液,冷却液などの量を確認。ウォッシャー液と冷却液を補充。
タイヤのナットの増し締めをしておく。
2022.12.26
予備車検
朝8時に出発するも,昨夜の雨が凍結し,幹線道路はアイスバーン状態で渋滞。
9時過ぎに,日の出予備車検場に到着。
慎重の上にも慎重を期し,今回は本番の前に予備車検場で診てもらうことにした。
全ての点検を依頼し,2000円を払う。
最初はサイドスリップテスタ。次にヘッドライトテスタで少し上がり気味だった光軸を調整してもらう。
ブレーキテスタ,スピードメータテスタと通過し,排出ガステスタを経て,灯火器類を無事終え,「大丈夫です。」とのお墨付きをいただく。
「車検の受付をしたら,必ず1コースで検査を受けてくださいよ」とのアドバイスをいただく。
検査申込
書類一式を持参し,7番の窓口で検査登録印紙(400円),審査証紙(1800円),重量税印紙(32800円)を購入。
6番の窓口で予約番号を告げ,書類の点検を受ける。
整備の時期を問われ,「後整備です」と告げる。担当の人が書類の「前検査」の箇所を〇で囲む。
「予約した時間より早いので,予約変更の書類を記入し1ラウンドで検査を受けますか」と聞かれたので,変更してもらう。
「はい,それでは2コースに並んでください。」と指示される。
「1コースではだめですか」と聞くが,「2コースでお願いします」と言われる。
1 同一性確認概観検査・外観確認
窓口で言われた指示に従い,仕方なく2コースに並ぶ。
発煙筒を有効期限表示が上にくるようにダッシュボードの上に置いて,待機。
指示に従い,ボンネットを開け,検査開始
係員が早口でどんどん指示するため,今回も少し戸惑い気味。
フォグランプが前だけでなく,後ろにもついていることを,レガシィ・ユーザー歴9年目にして初めて知る。
2 排気ガス検査
プローブを排気口に差し入れる。足型の上で待つように指示される。これにはびっくり。
無事クリア。
3 サイドスリップ検査
ゆっくり通過。合格。いつの間にか検査されている感じ。
4-1 スピードメータ検査
今回も停止位置がよく分からず,注意を受ける。右側にミラーがあり,タイヤの位置が自分で確認できることを忘れていた。
あわてると頭が真っ白になる。
Dレンジで加速。エンジンのうなり声に少しビビる。40キロを超してからアクセルを緩め,安定したらパッシングライトで合図。OK。
4-2 ヘッドライト検査
ロービームで点灯して検査を受ける。検査機器が左,右,上,下と動き,検査終了。
結果についての説明や指摘はなく,「はい,前に進んで」と言われ,次に進む。
このとき,前方上の指示画面に検査結果が表示されていたのかも知れない。
画面が高すぎて,不自然に体を下に傾けないと見えないため,確認を怠った。
5 ブレーキ検査
フットブレーキ合格。
サイドブレーキは,電動のためスイッチレバーを上げ,十分な制動を確認。
レバーを下げるだけでは解除されず。解除はフットブレーキを踏んでから行うことを改めて知る。
6 下廻り検査
ハンドルの遊び検査は,ハンドルを左右に大きく振り,余裕でクリア。
無事合格。
7 総合判定
書類一式をもって検査機器制御室の窓口に提出。
すべて合格と思いきや,「右のライトの光軸が下にずれている」と指摘され,再検査を受けるように指示される。
「えーっ!?」「ガーン」。予備車検で光軸を調整してもらい,万全を期したのに,どういうこと?
?がいくつも頭の中を飛び交う。???……
再度,予備車検場へ
結果は結果と受け止め,すぐに日の出予備車検場へ向かう。
9時過ぎと違い,4台ほど並んでいる。
光軸だけの再検査とは言え,順番を守り後ろに並ぶ。
店の人に事情を説明すると,「2コースは機械がちょっとおかしいんだよね。ディーラーの人もそのようなことを話してるし。今度は必ず1コースに並んでくださいね」と念を押される。
自分の順番になり,光軸だけもう一度調べてもらう。
「うーん,大丈夫だな」とつぶやきながら,「じゃあ,すこしだけ軸を上げておくか」とおじさん。
ドライバーでちょちょいのちょいと調整。
車から降りて,「どこで調整するんですか」と聞くが,「素人はいじんない方がいいよ」と言われ,素直に退散。
追加料金はもちろんなし。再び,陸運支局に向かう。
4-2 ヘッドライト再検査
陸運支局に着くと,なぜか2コースが空いている。
今度は結構な数の車が並んでいる1コースに車を入れる。
係の方に書類を見せ,「ヘッドライトの再検査をお願いします」と告げる。
「車体番号を再確認します。ボンネットを開けてください。」と言われたので,車を降りてボンネットを開ける。
車体番号の場所を指で示し,確認してもらう。
前の車に続いて1コースに入り,ヘッドライトテスタで再検査。
今度は無事合格。総合判定合格印をもらう。
自賠責保険契約
駐車場に車を停め,宮城県交通会館に向かう。
現在加入している自賠責を提示し,新たに24か月分,20010円を支払う。
新しい自賠責証書といっしょに,「宮城県自動車協会」の名入りのボールペンと付箋紙,作業用手袋をいただく。
車検証・ステッカー受取
受付番号45番を取り,5番窓口付近をウロウロ。
なぜか6番窓口から「45番」の呼び出しの声。
窓口に行くと,
「5番窓口はこの番号札は必要ないですよ。5番窓口にあるクリアファイルを取り,書類をはさんで箱に入れてください。ファイルにはさんである番号カードを取り,自分で持っていてください。」
と説明を受ける。
見ると,業者の方々が次々5番窓口に来て,クリアファイルに書類を入れ,箱に無造作に投げ込んでいく。
私もそれに続いて,書類を提出。
134番の札を持ち,呼び出しを待つ。
次々に番号が呼ばれ,業者らしき人たちが窓口で新しい車検証とステッカーを受け取って,足早に去って行く。
少しフライング気味に「134番」と呼び出しを受ける。
「今加入している自賠責の書類がありませんよ」
と少し不機嫌な様子で言われ,書類を差し戻される。
「あっ,古い自賠責もつけるんですか。車から取ってきます。」
と答えるも,
「また番号をもらって,やり直しですよ。」
と言われる。
なるほど。新しい自賠責証書だけを出せばいいと早合点していたが,古い自賠責証書も1月までは必要なのか。
と納得し,再提出。
149番のクリアファイルに古い自賠責証書を加えて書類提出。
無事,新しい車検証とステッカー,新旧の自賠責証書を受け取る。
時間は間もなく12時。
今回のユーザー車検でも,いろいろ失敗し,新たな学びと発見をした。
車検整備に要した経費
予備車検 2000円
検査登録印紙 400円
審査証紙 1800円
重量税印紙 32800円
自賠責保険料 20010円
計 57010円