am,are,is を含む文
私が中学生の頃,このbe動詞と言われるものは 【 am,is,are 】 という順番で教えられていました。
今でも,【 am,is,are 】 の順番で黒板に書く先生が多いようです。
これは恐らく,中1の後半から中2にかけて教える 【 was,were 】 を意識した順番なのだろうと,推測しています。
私は,教師になりたての頃から一貫して,【 am,are,is 】 の順番で教えています。
それは,話し手との距離感,すなわち,1人称 → 2人称 → 3人称 という順番を大切にしたいからです。
さあ,それでは 【 am,are,is 】 の使い分けを,しっかり理解し,使いこなしましょう。
1 人称とam,are,isの使い分け
人称とam,are,isの使い分けについては,「人称代名詞 with be動詞」のところで紹介したように,表と歌を使って楽しく導入すると強く印象に残り効果的です。
1人称 | 私は | I | am | |
2人称 | あなたは | You | are | |
3人称 | 彼は | He | is | Masao, Naoki, Shinya, Kenichi…. |
3人称 | 彼女は | She | is | Mariko, Tomoko, Yumi, Yuka, Aya…. |
3人称 | それは | It | is | A dog, This car, Our school… |
「歌はちょっと」という方は,手の動きを入れて人称の関係を身体で理解させながら,しっかり定着させましょう。
下の絵は,そのイメージを図で表したものです。
2 am,are,isの使い分けの練習を徹底しよう!
問題1 出身編
1. I ( ) from Tokyo. 私は東京出身です。
2. You ( ) from Takamatsu. あなたは高松出身です。
3. He ( ) from Sapporo. 彼は札幌出身です。
4. She ( ) from Yamagata. 彼女は山形出身です。
5. It ( ) from Okinawa. それは沖縄出身です。
6. We ( ) from Shimane. 私たちは島根出身です。
7. You ( ) from Nagano. あなた方は長野出身です。
8. They ( ) from Fukuoka. 彼ら(彼女ら,それらは)は福岡出身です。
【答え】 01 am 02 are 03 is 04 is 05 is 06 are 07 are 08 are
問題2 状態編
1. I ( ) tired. 私は疲れています。
2. You ( ) sleepy. あなたは眠い。
3. Masao ( ) cool. マサオはかっこいい。
4. Mariko ( ) busy. マリコは忙しいです。
5. Tama ( ) cute. タマはかわいいです。
6. We ( ) sick. 私たちは具合が悪いです。
7. You and I( ) hungry. あなたと私はお腹が空いています。
8. Ken and Yumi ( ) kind. ケンとユミは親切です。
9. Our school ( ) 73 years old. 私たちの学校は創立73年です。
【答え】 01 am 02 are 03 is 04 is 05 is 06 are 07 are 08 are
問題3 固有名詞編 ちょっとだけ,応用
1. I ( ) tired. 私は疲れています。
2. You ( ) sleepy. あなたは眠い。
3. Masao ( ) cool. マサオはかっこいい。
4. Mariko ( ) busy. マリコは忙しいです。
5. Tama ( ) cute. タマはかわいいです。
6. We ( ) sick. 私たちは具合が悪いです。
7. You and I( ) hungry. あなたと私はお腹が空いています。
8. Ken and Yumi ( ) kind. ケンとユミは親切です。
9. Our school ( ) 73 years old. 私たちの学校は創立73年です。
【答え】 01 am 02 are 03 is 04 is 05 is 06 are 07 are 08 are 09 is
3 疑問文(~ですか?)の作り方
疑問文の作り方は,
① 【 am,are,is 】 がある場合と,
② 【 am,are,is 】 がない場合の,
大きく二つに分類されます。
この二つの作り方が定着した後で,
③ 【 現在完了 】 の疑問文が出てきます。
【 am,are,is 】がある場合の疑問文の作り方をしっかり理解してしまえば,それとの対比でその他の疑問文の作り方は容易に理解できるはずです。
つまり,【 am,are ,is 】 がある場合の疑問文の作り方が,その後の英語学習の基準となります。
確実に,定着させましょう。
(1) 文中の 【 am,are,is 】 を先頭に出して,大文字にする。
(2) 主語の最初の文字を小文字に直す。名前のときは大文字のままでOKだよ。
(3) 最後に ? (クェスチョンマーク)をつける。これで完璧!
問題4 各文を疑問文にしなさい。(主語のI, You はそのままでよい)
1. I am a baseball player. → Am I a baseball player?
2. You are a tennis player. → Are you a tennis player?
3. He is a soccer player. → Is he a soccer player?
4. She is a volleyball player. → Is she a volleyball player?
5. It is your racket. → Is it your racket?
6. We are sick. → Are we sick?
7. You are hungry. → Are you hungry?
8. They are kind. → Are they kind?
4 否定文(~ではありません)の作り方
(1) 文中の【 am,are,is 】の後ろに not をつける。
(2) これでおしまい。
問題5 次の英文を否定文にしなさい。
1. I am a baseball player. → I am not a baseball player.
2. You are a tennis player. → You are not a tennis player.
3. He is a soccer player. → He is not a soccer player.
4. She is a volleyball player. → She is not a volleyball player.
5. It is your racket. → It is not your racket.
6. We are sick. → We are not sick.
7. You are hungry. → You are not hungry.
8. They are kind. → They are not kind.
【短縮形】
I’m not ---. / You aren’t ---. / You're not ---. / He isn’t ---. / He's not ---.
She isn’t ---. / She's not ---. / It isn’t ---. / It's not ---.