1997宮城県教育研修センター長期研修員A研究 (その3) (その1) (その2)
コミュニケーション能力を伸ばす英語指導の一試み
-インプットからアウトプットへの流れを重視した授業設計を通して-名取市立第一中学校 佐藤 俊隆
7 授業設計
7.1 授業設計の基本的な視点
コミュニケーション能力の分析研究とインプット理論を中心とする理論研究を踏まえ,基礎・基本の定着を促し,生徒のコミュニケーション能力を伸ばす授業を設計する上で,その基本的な視点を次の4点にまとめた。視点1 生徒の学習意欲を高める授業づくり
学習者が外国語に接したときに,最初に受ける心理的な作用は,情意フィルター作用である。生徒の主体的な学習を引き出し,コミュニケーション能力を高めていくには,この情意フィルターの働きを弱めることが必要である。そのために最も大事なことは,生徒の学習意欲を高める工夫を行うことである。生徒の学習意欲を高めるには,第一に,授業で取り扱う題材を,生徒の精神的発達段階を考慮しながら,より豊かで魅力ある内容に高めて提示することが大切である。人間的共感や感動を分かち合ったり,生徒の知的好奇心を満足させるような話題,新しい世界観をひらき国際理解を深める題材など,題材そのものを十分に吟味することが大切である。
第二に,学習の雰囲気づくりである。生徒が生き生きと学習に取り組み,英語で自由に自己表現できるような学習環境を整えることである。教師と生徒,生徒と生徒の間に温かい人間関係を築くことが大切である。
視点2 生徒のよさや個性を生かす学習活動を重視した授業づくり
言語学習は,コミュニケーションの学習である。「理解の能力」とともに,「表現の能力」を育てていくことが大切である。一人一人のよさや個性を発揮させるために,生徒が自由にアウトプットを行う学習活動を設定していく必要がある。スピーチやスキット,自由英作文などによるアウトプットを通して,生徒同士が学び合い,互いの個性やよさを発見しながら,さらに意欲的に次の課題に向かっていくというプラスの学習サイクルをつくる工夫をしていきたい。視点3 生徒をできるだけ自然なコミュニケーションに触れさせる授業づくり
これまでの英語の学習は,コミュニケーションを目指した学習というより,英文和訳や和文英訳,書き換えなどのように言語形式に焦点を当てた学習がほとんどであった。生徒のコミュニケーション能力を伸ばすためには,自然なコミュニケーションによるインプットを毎日の授業の中に意識的に組み入れていくことが必要である。その上で,教師と生徒が英語を使いながらインタラクションを行ったり,生徒同士のインタラクションなどのアウトプットへと発展させていくのである。
視点4 わかる授業づくり
第二言語習得理論では,言語形式は教え込むものではなく,インプットを十分に受けることによって自然に内在化していくものであるととらえている。しかし,成人に関しては,言語形式を学習することの有効性を認めている。中学生という時期は,具体的操作期を経て形式的操作期に入る発達段階にあり,特に言語体系の全く異なる日本語を母語とする日本の中学生の場合,言語形式の学習は不可欠であるといえよう。言語形式の指導において大切なことは,英語を学習する際に何度も立ち返る原理原則や基礎・基本に焦点を絞って,指導することである。言語形式を分かりやすく解きほぐし,繰り返しを大切にしながら,しかも短時間で定着を図るための工夫を行うことである。また,例外的な事柄をことさらに取り上げて,学習者を混乱させることのないように留意しなければならない。
7.2 インプットからアウトプットへの流れを重視した授業モデル
アメリカの子供たちは18歳までに5万時間も英語のインプットを受けているという。日本では中学校から大学の教養過程まで8年間英語を勉強しても千時間前後といわれている。ネイティブスピーカーのわずか50分の1のインプットで英語を習得させることは,ほとんど不可能に近いといわなければならない。このような中で,コミュニケーション能力を身に付けさせるには,コミュニケーション活動を量的にも質的にも充実させ,自然なコミュニケーションにできるだけ多く触れさせる努力をしなければならない。図23は,この課題を解決するために,インプットからアウトプットまでのサイクルの継続性を重視し,それらの統合を目指す,導入段階と展開段階の双方における《インプット-アウトプット統合授業モデル》を図示したものである。
7.3 導入段階で行うインタラクション学習モデル
これは,授業の始めの5分から10分の時間を使って,既習の文型を用いて生徒同士がコミュニケーションを行う学習活動である。活動形態からいえば,日常生活の話題を中心に会話を行うアウトプットの活動であるが,インタラクションの本質から見て,インプットとしても働く学習活動である。この活動の目指すところは,
第一に,十分なインプットを保障することである。
第二に,オーガナイザー作用を活性化させ,言語構造の内在化を促すことである。
第三に,コミュニケーション活動を日常的に積み重ねることにより,コミュニケーションに対する抵抗感を和らげ,フィルターの働きを緩和することである。
7.3.1 インタラクションの指導手順
(1) 既習の文法事項を基にしてインタラクションのモデルを作成する。
① モデル・インタラクションは基礎・基本を重視して作成する。2年,3年と学年が進んでも,1年の基本的な内容を必ず組み入れ,生徒が自信を持って取り組めるように配慮する。② 中学校で習う言語形式を精選し,インタラクションのモデルを60例準備し,その中から1ユニットにつき五つのモデルを選び,ワークシートを作成する。
③ ユニットで練習する五つのモデル・インタラクションのうち,四つのモデルを次のユニットでも継続して用い,他の一つを順次新しいものに入れ替えていく。
(2) 授業の始まりの5分程度で,生徒同士のインタラクションを行う。
① ユニットの最初の時間に,そのユニット用のモデル・インタラクションを掲載した新しいワークシートを配布する。② 活動に入る前に,新しく入れ替えられたモデルの発音や意味などを復習し,発音練習を行う。
③ 座席の前後(あるいは左右)でペアを組み,会話に用いるモデルを二つか三つ選び,それぞれ自分の立場で自由に単語を入れ替えてインタラクションを行う。モデルをそのまま用いて会話してもよいことにする。また,単語等を思い付かない場合は日本語の使用を認める。
④ インタラクションが終わったら,それぞれのモデルについて,チェック欄に◎,○,△で自己評価を行う。
Let's Enjoy Interaction in English 2年 Unit 7 | |
◆友達同士で次の会話に挑戦してみよう。 ◆会話は楽しくできましたか。できぐあいを◎,○,△で記録しておこう。 | |
Good morning, Yumi. Good morning, Ken. ① どんなスポーツが好き? Do you like tennis? Yes, I do. No, I don't. I play kendo. How about you? I like tennis. I play tennis every day. ② 互いの絵を見せながら Do you want to see my picture? Yes, I do. Please show me. (人の絵を見て)Who's this? It's Ms. Itabashi. Good. / Really? Do you want to see my picture? Yes, of course. Please show me. (動物の絵を見て)What's this? It's a koala Oh, it's very cute. ③ 疲れている友達をいたわろう! You studied a lot today. You look tired. Shall I massage your shoulders? Yes, please. (肩をもんでもらう) |
(3) インタラクションの評価
① 観察による評価(ア) 生徒の活動の様子を観察して評価する。自分たちで工夫したり,インタラクションに意欲的に取り組んでいるペアをピックアップして,発表の機会を与え,よさを認める。
(イ) 積極的にコミュニケーションを図ろうとする生徒の姿勢を大事にする。
② 個別インタビューによる評価
(ア) TTの時間などを活用し,インタビュー・テストを行う。一人の教師が別室でインタビューを行い,もう一人が教室でインタビューに向けて練習する生徒の支援を行う。
(イ) 授業で練習してきたインタラクションの中から四つのモデルを選んで,インタビューを行う。
(ウ) 観点別学習状況のうち「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度」及び「表現の能力」を中心に評価を行う。
③ 期末考査や中間考査での総括的評価
(ア) 「書くこと」の活動として,インタラクションの形式で自由に会話文を作成させる。モデルをそのまま暗写することも認める。
(イ) 表現の意欲を積極的に評価する。
(ウ) 言語形式よりも言語内容を第一に評価する。
(エ) 事前に会話文の添削指導を行うなどして,正しく書くための支援も行う。
(4) コミュニケーション活動への発展
「導入段階におけるインタラクション学習」を生かすために,ユニットのまとめの段階で,年間計画に基づいて,スキットやディスコースの創作・発表,スピーチ,インタビューゲーム,自由英作文などのコミュニケーション活動を計画的に行う。7.4 コミュニケーション活動につながる展開段階の学習モデル
「導入段階におけるインタラクション学習モデル」によってインプットとアウトプットの統合を試みたが,これと並行して,「コミュニケーション活動につながる展開段階の学習モデル」を構想した。 このモデルは大きく四つの段階から構成されている。図25のように,言語内容及び言語形式のインプットを行い,言語形式のアウトプットからコミュニケーション活動を主体とする言語内容のアウトプットへと発展していく。7.4.1 言語内容のインプット
ここでいう言語内容とは,主に教科書の本文で扱う題材を指している。新しい題材を理解するために生徒が手がかりとするのは,主にそこで使われる語いと背景知識である。したがって,語いを分かりやすく導入し,さらに題材にかかわる背景知識を活性化させる工夫を行うことが,生徒の学習を支援する上で大切なポイントになってくる。そのために,言語内容のインプットに際しては,次の点に留意しなければならない。(1) 生徒の興味・関心を高めるために,取り扱う題材を十分に研究し,関連する資料をできる限り広く集める。身近にあるTeacher's Manualや関連図書を活用するとともに,英字新聞やインターネットなどを利用して最新の資料を収集するなどして,生徒の意欲を引き出す努力を惜しまないことである。
(2) 題材を導入する際に用いる語いを十分に吟味し,言い換えや繰り返しをうまく活用し,分かりやすく生徒に提示する。
(3) 説明の合間に生徒に対して問いかけを行い,題材に対する生徒のかかわりを深めるように働きかける。これによって生徒の理解度を把握し,説明の仕方を変更するなどのフィードバックを行うための判断材料としても用いる。
7.4.2 言語形式のインプット
言語内容のインプットの中で,新たに課題として浮かび上がってくる言語形式について学習する必要がでてくる。この言語形式を,既有の言語形式と結び付けて簡潔にしかも分かりやすくインプットしていくことが重要である。生徒の内部にすでに内在化されている中間言語を生かし,それを拡大するために,表5の【基本文法早見表】を教科書に貼付させておき,常に参照できるようにする。文法の基礎・基本を重点的にインプットすることにより,文法は内容理解や自己表現に役立つ便利なものである,という認識を育てていくことが大切である。
表5
●ポイント1 中学校英語,ここが大切!!
① | be動詞(am, are, is)がすべての基本です!! |
② | 難しいのは≪現在≫の文だけ!!―― 【現在形】【現在進行形】【現在完了】 |
③ | 英語の力をつけるには,意味のわかる単語の数をできるだけ増やすことが大切!! |
●ポイント2 中学で習う疑問文の作り方-三つのルール
① | 文中にam,are,is,canがある | am,are,is,canを前に出す。 Are you ~? / Is he ~? |
② | 文中にam,are,is,canがない | Do, Does, Did を文の先頭につける |
③ | 現在完了(have/has + 過去分詞) の文の場合 | Have, Has を文の先頭に出す |
●ポイント3 WH疑問文のつくりかた
① | WH疑問文の基礎は、普通疑問文にあり。上の普通疑問文のつくりかたを完璧にマスターしよう。 |
② | 普通疑問文の尋ねたい部分(時,場所,誰など)を適切な疑問詞(when,where,whoなど)に置き換える。 |
③ | 置き換えた when,where,whoなどを,文の先頭に出して出来上がり。 |
7.4.3 言語形式のアウトプット
従来,言語形式のアウトプットは和文英訳や書き換えなどのように言語形式そのものに焦点をあてたものが多かった。しかしここ数年,インタビューゲームを活用するなど,言語内容にも目を向けた様々なアウトプットが工夫されるようになってきている。生徒の思いや個性を生かすことによって,よりコミュニカティブなアウトプットを促すためである。
このように,言語形式と言語内容の統合を目指した新しい形のアウトプットを工夫していくことが重要である。
言語形式のアウトプットにおいて,特に留意しなければならないのは,言語形式の誤りへの対処の仕方である。
生徒の表現意欲を高め,コミュニケーション能力を伸ばすには,アウトプットを奨励し,その言語内容のよさを見つけ積極的に評価することが必要である。
「外国語を習得しようとするならば,できるだけ早く1万回の誤りをおかすように努力しなければならない」と言われているように,生徒の誤りをむしろ歓迎し,アウトプットを行おうとする意欲的な姿勢を評価していくことが大切である。
誤りの訂正を直接的に行うのではなく,生徒が自分の誤りに気づき,教師の正しいインプットから自己修正していけるように配慮しながら授業を進めていくことである。
7.4.4 言語内容のアウトプット
言語内容のアウトプットとは,すなわち,コミュニケーション活動そのものである。「導入段階におけるインタラクション学習」と結び付けながら,表6のコミュニケーション活動年間計画に基づいて,スキットやスピーチ,自由英作文などによるアウトプットを通して,生徒の内面や生活を英語で表現し,互いにコミュニケーションを行う学習活動である。ここでは,コミュニケーション活動の中でも導入時のインタラクションの学習を最も生かすことのできるスキットの創作・発表を取り上げて学習過程を構想した。表7の最初の二つの学習段階はスキット学習をインプットする段階である。モデルスキットの音読練習や発表も含めて,この段階で十分にインプットを行うことが大切である。その後に,生徒は自分たちの力でスキットを創作し,発表する。スキットは「聞く」「話す」「読む」「書く」の四つの能力をすべて使って行うことから,コミュニケーション能力を伸ばす上で,大きな効果が期待できる学習である。
以上述べてきたように,言語内容のインプットに始まり,言語形式の学習を経て,言語内容のアウトプットで終結する大きなサイクルをユニット毎に積み重ねていくことによって,生徒はコミュニケーションの面白さを体験し,より個性的で,より豊かな内容のアウトプットを追求するようになると考える。また,「導入段階におけるインタラクション学習モデル」と「コミュニケーション活動につながる展開段階の学習モデル」の二つの学習モデルを統合することによって,生徒のコミュニケーション能力を伸ばすことができるものと考える。
モデルスキットの理解 |
・モデルスキットを聴き,スキットが行われている場面がどんな場面なのか類推する ・どのような会話がなされているのか想像する ・聞き取れた単語や文を発表する ・スキットの内容を確認する |
・モデルスキットの場面が自然なものになるように工夫し,理解を助ける ・生徒の自由な類推をどんどん取り上げる ・積極的な姿勢を評価する |
モデルスキットの音読練習 |
・モデルをよく聴き,正しく音読できるように練習する ・スキットの場面にふさわしい表現方法を工夫して練習する ・練習したモデルスキットを発表する ・他のペアの発表を聴き,よさを学ぶ |
・活動しやすいペアを組むようにする ・自由で伸び伸びした表現を奨励する ・豊かな表情がコミュニケーションの効果を高めることを強調する ・コミュニケーション・ストラテジーの使用を奨励する |
スキット作成 |
・ペアをつくり,取り上げたい場面を自由に構想する ・できるだけ日本語を介在させずに英語でスキットを考える ・メモはアルファベットやカタカナで取る ・難しい語いや表現は,別な表現で言い換えたり,教師や友達,辞書の助けを借りて解決する |
・生徒が自由に発想したり,表現しようと意欲的に取り組んでいる姿を取り上げて,紹介する ・作成の過程で生じる様々な課題の解決の仕方,語い,表現方法等についてアドバイスする |
スキット練習 |
・場面に合った表現を工夫しながら,音読や表情,動きの練習をする ・小道具などを用いたりして伝達度を高める工夫をする ・楽しさやオリジナリティ,面白さなどを工夫しつつ,練習する |
・楽しく練習に取り組めるような雰囲気づくりに努める ・十分な音量で表現できるよう練習方法をアドバイスする ・ スキットの伝達度を高めるために表情を豊かにするようアドバイスする |
スキット発表 |
・自分たちがつくったスキットを発表する ・他のペアのスキットを鑑賞する ・自分たちが努力したり工夫した点を自己評価する ・他のペアの発表から学んだことなどをまとめる ・次の「スキットづくり」に生かしたいことなどを話し合い,まとめる |
・すべてのペアが発表できるように配慮する ・それぞれの発表のよさを具体的に見つけ,ほめる ・意欲を高めるために自己評価と相互評価を行う時間を設ける |
8 研究のまとめと今後の課題
本研究では,外国語習得に果たすインプットの役割を重視し,インプットの在り方と,アウトプットとしてのコミュニケーション活動を工夫した授業設計を通して,コミュニケーション能力を伸ばす英語指導の在り方を探ってきた。以下は,そのまとめと今後の課題である。8.1 研究のまとめ
(1) 理論研究について
インプット理論を中心とした理論研究から,自然なコミュニケーションを授業の中に取り入れることの大切さと,インプットからアウトプットへの流れを重視したコミュニケーション活動を工夫していくことの重要性を明らかにすることができた。また,コミュニケーション能力の分析を通して,「方略的能力」や「談話能力」を育成することが,生徒のコミュニケーション能力の伸長を図る上で重要な鍵を握っていることを明らかにすることができた。
(2) 授業設計について
インプット理論を踏まえて,「導入段階におけるインタラクション学習モデル」と「コミュニケーション活動につながる展開段階の学習モデル」の二つを構想した。また,それらを実践するための資料として「コミュニケーション活動年間指導計画」や「モデルインタラクション」「ユニット毎のモデルインタラクション・シート」などを作成することができた。8.2 今後の課題
(1) 理論研究について
コミュニケーションを重視した授業を構想するに際して,インプット理論から多くを学んだが,生徒の実態に即した実践を進めるためにさらに研究を深めていきたい。また,コミュニケーションを円滑に進める上で重要な働きをする「方略的能力」「談話能力」を身に付けさせるための指導の在り方を実践的に探っていきたい。
(2) 学習モデルについて
本研究で構想した「コミュニケーション活動につながる展開段階の学習モデル」を,実践による検証を通しながら,より具体化していきたい。
〈主な参考文献〉
文部省 | 『中学校指導書 外国語編』 | 1989 |
文部省 | 『コミュニケーションを目指した英語の指導と評価』 | 1993 |
森永正治 | 『英語科教育を変える6章』 | 1996 |
大下邦幸 | 『コミュニケーション能力を高める英語授業』 | 1996 |
石井孝司(広島県立教育センター) | 『新しい学力観に立つ指導と評価に関する研究』 | 1996 |
渡部 淳 | 『国際感覚ってなんだろう』 | 1995 |
樋口忠彦 | 『個性・創造性を引き出す英語授業』 | 1995 |
山内 豊 | 『インターネットを活用した英語授業』 | 1996 |
Heidi Dulay, Marina Burt and Stephen Krashen | 『Language Two』 | 1982 |
Stephen Krashen | 『SECOND LANGUAGE ACQUISITION AND SECOND LANGUAGE LEARNING』 | 1988 |
Mary Finocchiaro | 『ENGLISH AS A SECOND FOREIGN LANGUAGE』 | 1989 |